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2026.02.21

10年先にも価値がある。アニメの動画広告が、実写広告のリスクを回避できるワケとは?

長井杏奈

アニメ動画の制作には一定の予算がかかりますが、誤ったコンセプトで作るとたった数週間から数か月程度で使えなくなってしまいます。これでは、ROI(費用対効果)を高めることは非常に難しいです。

これまではインパクトを重視し一発で大きな効果を狙うスタイルが主流でした。しかし、現代においては一度作ったクリエイティブを長年使い続け、企業のブランド価値を蓄積していくストック型のスタイルが求められます。今回は、せっかく予算をかけて作った動画広告が、10年先でも使えるようにするためのポイントを解説します。

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ストック型への転換と実写動画の難しさ

動画広告を作るには、安くとも数十万円の費用が必要です。せっかく作ったクリエイティブは消費して終わりではなく、資産としてストックできるようにしましょう。

広告を使い捨てにするのは時代遅れ

電通の調べによると、2024年の総広告費は7兆6,730億円でした。前年比104.9%となっており、2021年から4年連続で成長、3年連続で過去最高を更新しています。各社が広告に予算をかけ制作費が高騰する一方、情報の消費スピードはどんどん加速しており、動画広告は使い捨てされるようになりました。

こういった時代の中で、次々と広告を作っては消費し、また予算を使って広告を作るスタイルはROIが最大化できているとは言えません。一つひとつのクオリティを上げ、長く使えるクリエイティブを作らなければ予算を圧迫し続ける一方です。

実写動画広告をストックにする難しさ

「せっかく動画広告を作るなら、なるべく長く使いたい」と思っても、実写動画広告をストック型にするには難しさがあります。それは、企業側がコントロールできない不確定要素が多いことです。

ロケの当日は思った通りの天候になるか。キャストの突発的な欠席はないか。機材は想定しているレベルのものか。こういった点は制作会社が掌握する範疇であり、クライアントである企業側はほとんど関与できません。

結果として、想定していたものとは異なるクリエイティブになることもあります。しかし、一度撮影してしまえばよほどのことがない限り再撮影はできません。満足度が上がらず、一定期間だけ消費し、また新しい広告を作るサイクルに入ってしまいます。

アニメ動画広告にはない実写ならではのリスク

キャストの不祥事によるイメージダウン

ニュースで、不倫などの不祥事を起こした芸能人が違約金を支払ったといった話を聞いたことが一度はあるでしょう。もし自社で使ったキャストが問題を起こしても、違約金がもらえるか、どのくらいの金額になるかはケースによって様々です。

仮にお金が入って来たとしても、せっかく制作した動画広告は使えなくなりますし、「あのタレントを使ってた企業」として著しくイメージが下がるリスクもあります。長期的に使いたいという観点から、実写広告にリスクがあることは明らかです。

生々しさによる心理的障壁

実写動画はリアルな映像を映し出すため、良くも悪くも生々しさが発生します。それが「リアルでよい」ととらえられることもありますが、ネガティブに思われるリスクもあるでしょう。例えば、薄毛治療やダイエットの広告であればターゲットのコンプレックスを刺激してしまうことがあります。

アニメ動画広告ならリアルさはなくなる分、情報を記号化できます。キャラクターを通して写すことで、心理的な障壁を下げてメッセージを伝えやすくなるでしょう。

流行に左右されるトレンド感

実写動画広告は、流行をそのまま音と映像で反映します。10年前の作品を見れば、キャストのファッションやヘアスタイル、メイク、SE、BGM、カメラワークなど、あらゆる観点で「古い」と感じてしまうものです。

アニメ動画広告であれば、こういったリスクは回避できます。トレンドを反映させず、普遍的なデザインにすることで長く違和感のない印象を視聴者に与えることが可能です。

技術進化や規格変更に耐えられない

映像技術は年々進化しており、数年前の動画でも古臭く見えてしまうものです。昔の映像を見ると今と比べてざらついた印象があり、解像度も非常に低いです。

また、規格変更による古臭さもあります。例えば、テレビ番組で昔の映像を流すとき、左右が黒くなっているのを見たことがあるのではないでしょうか。あれは、アナログ放送からデジタル放送に変わったことで、画面の比率が4対3から16対9に変更されたためです。このように、技術やルールの変更についていくことは難しいでしょう。

社内の実写動画広告がおすすめできない理由

実写の動画広告では社員を活用するケースもありますが、それも「広告を長期的に使う」という視点ではおすすめできません。その理由を、2つ解説します。

退職や異動で使えなくなる

広告動画に社員を登場させると、その社員が退職・異動をすると使えなくなってしまいます。仮に異動であればまだ使える余地はあるかもしれませんが、退職した場合は基本的にはそのまま使用することはNGです。

退職した社員の部分だけカットすればいいと考えるかもしれませんが、動画は全体の構成を考えて流れが作られているので、見ていてちぐはぐな印象を受けます。また、社長が退職した場合などはカットすることも難しいでしょう。アニメであれば、オリジナルのキャラクターを登場させられるのでこういった点を憂慮する必要はありません。

オフィスの改装や引っ越しで使えなくなる

オフィスの様子がわかる動画は、採用シーンにおいて求職者が自分の働く姿を想像しやすくなり有効的です。また、オフィスがきれいでトレンド感があれば、顧客に対して信頼感を与えることもできます。

しかし、オフィスを改装したり引っ越したりすれば、使えなくなってしまいます。また、時代の移り変わりでオフィスの雰囲気が古く見えてしまうということからも、長く利用できる動画にはならないでしょう。

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実写よりも長く使えるアニメ動画広告の作り方

実写動画広告には様々なリスクがある一方、アニメ動画広告はストック型として長く使い続けられる作品にできます。どうすればより長く使えるか、ポイントを解説します。

トレンドに左右されない演出にする

最先端のトレンドを意識した動画は視聴者に、「おしゃれ」「先進的」といったポジティブなイメージを与えます。しかし、これはリリースから数週間から数か月程度のことです。年が経つにつれ、古臭くなってしまいます。

アニメ動画広告を作る時は、普遍性を大切にしましょう。いつ見ても違和感を持つことのない演出が重要です。トレンドカラーよりも自社のコーポレートカラーを全面に出す、トレンドメイクをしたキャストではなくタッチが極端すぎないキャラクターを出すといった点に注意してください。

素材をパーツ化できる

アニメ動画広告で世界観やキャラクターを作ったら、パーツ化しましょう。例えば、キャラクターのポーズ集や背景イラストなどをパーツにしておくと、動画以外のシーンで活用できます。

採用パンフレットにのせたり、営業資料に載せたり、Webサイトに起用したりと、活用法は多種多様です。こういったマルチユースにより、顧客に親近感を持ってもらいやすくなります。「あの企業といえば、あのキャラクター」とイメージが定着することで、いつまでも動画を楽しんでもらえる素地を作れるでしょう。

編集で時代にあわせアップデートする

実写動画は編集での修正に限界があり、一度作ったものに手を加えるのは非常に難しいです。しかし、アニメ動画広告であれば、レイヤー構造になっているため「テロップを変えたい」「背景を変えたい」といった変更を簡単に加えられることが多いです。

もし、何らかの要因で動画が古く感じられるようになったら、時代にあわせて編集しましょう。アップデートを続けることで、長く使えるようになります。

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