
2025.11.29
企業のSNS担当者のみなさんは、「品位を保ったまま、ウケる動画をつくりたい」と悩むことが多いのではないでしょうか。
世界観は崩したくない。でも、視聴者に「好き!」と思ってもらえる距離まで近づきたい。そんな時に役立つのが、ファニムビのキャラクターたちが持つ“人間くささ”です。
今回取り上げるシリーズ『ちょい達成感めちゃ慢心』は、ナミちゃん・ミーコさん・おじシンガーさん達4人が、誰の中にもある“自分の弱さ”をそっと代弁してくれる作品です。
視聴者からは「わかり味が深すぎて気絶しそう」「この曲めっちゃクセになる~」などの声が寄せられ、企業プロモーションとしてもヒントの多い動画になっています。
まずは、それぞれの動画がどんな物語なのか、簡単に紹介していきます。
目次

最初に公開された動画では、「ちょっと頑張った後、その達成感で最初の頑張り以上に自分を甘やかしてしまう」という、誰もが覚えのある現象を描いています。
主人公のナミちゃんは「ちょっと頑張ったらすぐ油断しちゃう私って何なの!?」と、ミーコさんに問いかけ、おもむろに「シンガーさん、お願いします」とふすまの向こうへ声をかけると……。
登場したのは、ナミミコ動画「自盛り上がり自ブチギレ」や「律せないりっちゃん」でおなじみのおじシンガーさん2人組。
「ちょい慢心」なあるあるエピソードを、淡々としたフォークソングの調子で歌い上げていきます。
歌はまるで、心の奥で聞こえてくる“自分の本音”。
さまざまな「ちょい達成感めちゃ慢心」エピソードが、ミーコさんの包容力のあるツッコミも相まって視聴者の「わかるなぁ」という共感を引き出してくれます。

【歌ってみた】みんなの「めちゃ慢心」発表します。♪ | ナミミコ
次に公開された動画は、視聴者から届いた“ちょい達成感めちゃ慢心”体験談をナミちゃん・ミーコさん・シンガーさんが【歌ってみた】というもの。
同動画のコメント欄は、再び視聴者から寄せられた“めちゃ慢心”エピソードで、大きな盛り上がりを見せました。
コメントがそのまま作品の素材になる企画は、フォーマットとして非常に企業プロモーションと相性がよく、2番目の動画はさらなる拡散の起爆剤となったのです。

ここからは、企業の広報担当者の方が気になる「どうしてこの企画が企業向けにも強いのか」という視点で解説していきます。
このシリーズは、視聴者の失敗や油断を茶化すことはありません。
「あるあるだよね」「そういうこと、あるよね」と、やさしく受け止め、笑いに変えていきます。
これによりブランドイメージを傷つけることなく、共感の熱量を作り出しています。
シンガーさんは必要以上に語りません。しかし、必要最低限の言葉を歌に乗せることで、状況を一気にひっくり返す不思議な説得力があります。
過剰な演出がないからこそ、企業メッセージを自然に混ぜ込める構造になっています。
視聴者のリアルな体験談を歌詞に変える企画は、参加性が一気に高まります。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)を自然に巻き込みながら作品化できるため、企業のキャンペーンとの相性も抜群です。

今回の『ちょい達成感めちゃ慢心』シリーズでは、公開された3本の動画が累計80万回以上再生されました。
極端にバズりやすい題材や刺激的な演出を使ったわけではないことを考えると、この数字は“視聴者が自然に広めた”結果としてとらえることができます。
また、コメント欄の参加率がとても高かった点も特徴です。
特に2番目の動画『みんなのめちゃ慢心歌ってみた』回では、自分の体験を書き込む視聴者が多く、コメントそのものがコンテンツに育つという流れが生まれました。
「見た→ 共感→つい書きたくなる」という動きは、通常のエンタメ動画でもなかなか起こりにくいもので、視聴者の感情が企画と自然に噛み合った結果だといえます。
さらに、ショート尺でもミドル尺でも滞在率が安定して高いというデータもありました。
長さに関わらず見続けられているのは、ちょっとクセになるキャッチ―な楽曲が、視聴者の心に負担をかけずにスッと入り込んでいるからだと考えられます。
特筆すべきなのは、これらの結果が派手な仕掛けに頼らず実現している点です。
強烈なオチや大きな感情の山場をつくるのではなく、視聴者の「ちょい慢心あるある」を代弁するナミちゃん、ミーコさんのやさしいツッコミ、そしてシンガーさんのフォークな歌声という、キャラクターの持つ空気感そのものが企画の軸になっています。
視聴者が自分の弱点を笑える余白があり、広告色を感じにくいことも、このシリーズが好意的に受け取られた理由のひとつです。
企業SNSの場合、どうしても“伝えたいこと”が前面に出やすいのですが、この作品のように価値観をそっと置いていくスタイルは、視聴者にとって受け取りやすく、結果的にブランドへの信頼感につながりやすい傾向があります。

まず、フォーク×アニメד弱さ”の組み合わせが驚くほど相性がよかったことです。
シンガーさんの癒しボイスで歌われるフォークソングは、慢心への言い訳や 、自分への甘さをなぜか美しく包み込む効果があります。
そのギャップが視聴者の中毒性を生みました。
また、「歌ってみた」のコメント歌唱回は、元々ファンサービス向けの企画でしたが、“視聴者の行動をそのまま作品化する” という発想は、企業のSNS運用においても大きな武器になります。
そのため、プロモーションにも転用可能と言えます。

視聴者が「あるある」と思う瞬間に、ちょうどよいワードが出てくると、驚くほどの共感につながります。
今回のシリーズでは「ちょい達成感めちゃ慢心」というキャッチ―なフレーズがまさにそれで、視聴者の心に自然と刺さりました。
自分の中でぼんやりしていた気持ちが、名前としてはっきり認識されることで、「ああ、自分だけじゃなかったんだ」と安心感や快感を覚える人が多かったのです。
SNS上ではこのフレーズを引用したコメントやリプライが相次ぎ、シェアにつながったのも頷けます。
ナミちゃんやシンガーさんの歌は、視聴者が普段うまく表現できない微妙な気持ちを代弁してくれます。
「ちょっと頑張っただけなのに、つい自分を甘やかしてしまう」そんな自己矛盾や後ろめたさを、キャラクターの行動や歌を通して整理する体験。
このとき、ブランドや企業のメッセージを押しつけることなく、あくまで視聴者の心に寄り添う形で提示できるのが特徴です。
シリーズ全体が「ネガティブを笑いに変える構造」で作られているため、何度見てもストレスを感じず、むしろ軽やかな気持ちになります。
少し疲れた日やモヤモヤした気分のときに視聴しても、自然に笑顔になれる工夫を随所にしています。
その結果、繰り返し視聴されやすく、コメントやシェアを通じて拡散が促されるという好循環が生まれています。
この三つの要素が組み合わさることで、短尺動画でありながら、視聴者の心に強く残り、自然に広まるバズが生まれたのです。

このシリーズでは、社員の日常にあるちょっとした弱さや愛嬌を、キャラクターを通して自然に表現できます。
視聴者が「分かるわ〜」と思える共感ポイントを作ることで、ブランドの世界観を壊さずに親近感だけを伝えることが可能です。
さらに、コメントや視聴者の体験を取り入れられるUGC型の企画とも相性が良く、キャンペーンやプロモーションにも活かしやすい作りになっています。
押しつけ感のない自然なコンテンツとして、SNSでも歓迎されやすいのがポイントです。
ファニムビが大切にしているのは、笑いと共感を届けながら、見終わったあとにちょっと気持ちが軽くなる動画を作ることです。
「ちょい達成感めちゃ慢心」シリーズは、その方向性をそのまま体現している作品だと言えます。
『ちょい達成感めちゃ慢心』シリーズは、視聴者の弱さを作品に取り入れ、自然に受け止められる構造になっています。
ブランドの世界観を壊さず、親近感を伝えながら、視聴者が自然に関わることができる企画です。
ナミちゃんの揺れる心、ミーコさんの包容力、そしてシンガーさんの歌声。
このキャラクターの組み合わせがあってこそ、やさしく受け止められる動画になります。
企業のSNS担当者の方にとっても、キャラクターたちの温度感を活かした共感の作り方は大いに参考になるはずです。
もしSNSでの発信に悩んだ時、このシリーズの作り方が少しでもヒントになると嬉しいです。
名古屋在住のフリーライター兼チンドン屋。猫2匹と爬虫類ズと暮らしている。
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