突然ですが、スマホの機能の中で何が一番好きですか?
生来のモノグサ人間である私は、単語登録がベストです(渋くないですか?)
「おせ」と打てば「お世話になっております」と出るし、「あり」に関しては、「ありがとうございます」「ありがとうございました!!」「誠にありがとうございました。」など、それはもうバリエーション豊かに感謝の意を伝えることが可能です。
単語登録のイイところは、効率化だけではありません。
事前に登録された文言が出てくるので、絶対に誤変換をしないことです。
今回は、そんな誤変換をテーマに動画を制作しました。
今回のクライアント様は、看護師専門の転職支援サービスのレバウェル看護さん。
サービスの認知度を上げたいという課題を持ち、ご依頼いただきました。
広く認知してもらうためターゲットを絞り込みすぎず、多くの方に刺さる動画を作るため、キーポイントにしたのが「あるある」です。
「仕事のあるあるネタ」という、年齢や経験年数に関わらず広く興味を持ってもらえる切り口で制作しました。
看護師さんのあるあるの中で、今回注目したのが「カルテの誤変換」です。
誤変換、誰しも一度や二度はミスしたことがありますよね。
かくいう私も、「お願いします」を「尾根ギアします」としょっちゅう誤変換していたので、「おねぎあ」と打てば「お願い」に変換されるよう単語登録して乗り切っています。
現場の方からのアンケートでも、たくさんの誤変換あるあるが寄せられたため「後輩ナースが先輩ナースに、電子カルテの誤変換あるあるを披露する」というテーマが決まりました。
このテーマは、動画が始まってすぐ「最近、電子カルテの誤変換多すぎませんか?」というセリフを入れることで、視聴者に明かしています。
次々とコンテンツが流れるSNSでは、最初の5秒で視聴者の心をつかまなくてはならないので、動画の内容をすぐに伝える必要があるからです。
動画制作の中で苦労したのが、「笑いのポイントはどこか」を考えることです。
看護師さんからはたくさんの誤変換あるあるネタを出していただきましたが、私たちが一番大切にしたのは、ネタそのものではありません。
「笑ってはいけない環境で、思わず笑ってしまう」というシチュエーションにこだわりました。
当初は「電車の中で先輩ナースがスマホを見ていると、後輩ナースから電子カルテのあるあるネタが送られてきて、思わず笑ってしまう」というシチュエーションを考えていました。
しかし、現場の方から「仕事上のデータを院外には出さない」というご意見をいただきました。
となると、病院内で笑ってはいけない環境を作るしかありません。
考えた結果たどりついたのが、「お局が寝ている休憩室」という設定でした。
そしてできあがった動画がこちら。
こちらの動画、インスタでは160万回再生を記録し、コメント欄には「『痛い』が『遺体』になった」など新しい誤変換あるあるが集まりました。
再生数が伸び、ターゲット層からのコメントが多数集まったのは、テーマ設定と面白いシチュエーション作りにこだわったからこそ。
PRやSNS運営を成功させるには、現場の知識がある方と、「面白い・拡散される動画の作り方」を知っているプロのタッグが必要です。
現在プロモーションなどでお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
新しいリリースが出たらメールでお知らせします。