
2026.03.27
「企業にブランディングは必要」
それは当たり前のことですが、いざブランディング施策を任されると「いったい、何から手を付ければいいの?」と困ってしまうかもしれません。
そこで今回は、企業におけるブランディングを基本から解説します。また、効果的な施策であるアニメの活用方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
企業ブランディングをするうえで、まずは以下のポイントを抑えましょう。
企業のブランディングにおいて最も重要なのが、ブランドの核を定めることです。具体的には、パーパスやミッションを明確化することを指しています。核が定まれば、プレスリリースの作成やSNS運用などブランディング施策のあらゆるシーンで、「そもそも、何を目指すのか」がブレません。
一方で、多くの企業がこの点で失敗しています。その理由は、抽象的な言葉でしか定めていないことです。「お客様の役に立つ」「強みを活かし価値を提供する」といった表現では、定める意味がありません。「誰の、どのような課題を、なぜ自分たちが、どのように解決するのか」を決める必要があります。
これはプロジェクトチームだけでなく、経営層にもコミットしてもらい考えなくてはなりません。必要に応じて創業者などにヒアリングし、「なぜこの事業を始めたのか」「どのような問題意識があったのか」などを掘り下げましょう。
どんな施策も、万人受けを狙うと結局は誰の心にも刺さらなくなってしまいます。大切なことは、誰に選ばれるかを決めることです。ターゲットが明確になるほど、自社が伝えるべき価値や表現方法が具体的に決まりますし、ブランドの一貫性が生まれます。
まずは年齢や性別、居住エリアといった基本的属性を決め、次に価値観や行動パターン、抱えている課題まで考えましょう。詳しく決めることで、ターゲットが今なぜ自社の商品やサービスを必要としているのかを理解できます。
ターゲットを具体化する際は、既存顧客の分析が役立ちます。インタビューで直接意見を聞き、売上や継続率の高い顧客の共通点を見つけましょう。その特徴をもとにすることで、より精度の高いブランディングができます。
ほとんどの顧客は、購入や契約の前に複数のブランドを比較検討します。自社の商材がどれだけ優れていても、競合と何が違うのか認識されなければ、選ばれません。
まずは競合を洗い出し、価格や品質、機能、体験など複数の軸で情報を集めましょう。そして、自社がどの領域で競合に勝てるのかを見極め、選択と集中をします。すべての要素で勝つことは非常に難しく、中途半端な結果になりやすいため絞ることが大切です。
業界のど真ん中を狙うと競争が激しくなりやすいため、ニッチな部分であっても自社にとって有利なポジションを見極めることが重要です。
ブランドストーリーとは、企業やサービスが「どうして生まれ、何を目指してきて、どのようにここまで来たのか」についての物語です。商材の情報だけでなく会社の背景や思いを伝えることで、機能的価値を超えた魅力が生まれます。
順風満帆な成功談よりも、どんな失敗をしたか、どんな葛藤を抱えてきたかといった話の方が人を惹きつけます。顧客との関係性を軸にしたストーリーもおすすめで、顧客にどんな価値を提供し、変化をもたらしてきたのかを具体的なエピソードとして示してみましょう。
気を付けるべきは、過度に美化しないことです。美談ばかりだとリアリティがなく、不自然さがあると顧客は離れてしまいます。事実に基づいた等身大のストーリーを、誠実に伝えましょう。
ブランドに対するイメージがちぐはぐにならないよう、商品デザインやHP、広告などあらゆる媒体のビジュアルやトーンを統一する必要があります。見た目や雰囲気に一貫性を持たせるように意識しましょう。
ロゴやカラー、フォントに統一感を持たせてください。また、コピーのテキスト、写真のテイストなどガイドラインを整備します。どのように統一するかは、ターゲットの価値観を軸に決めましょう。
高所得者向けの商品や高級感を訴求したいブランドでは、余白を持たせシンプルにまとめるのがおすすめです。親しみやすさを重視するブランドは、ポップさとカジュアルさを意識するとよいでしょう。
CX(Customer Experience)とは、顧客がブランドと関わるなかで経験するすべての体験です。認知・検討・購入・利用・再購入までのプロセス全体が対象となります。ブランドは広告やデザインだけで構築されるものではなく、顧客の体験の積み重ねによって形成されるものです。
顧客のプロセスを整理し、それぞれの接点でどのような体験を提供するかを設計しましょう。それぞれのステップで顧客が何を期待しているか考え、実際の体験がそれに見合っているか確認する必要があります。
多くの企業は認知や獲得の段階に注力しがちですが、利用後にどんな体験をしたかによって、顧客が長期的にブランドを利用するかが決まります。顧客体験は単発の施策ではなく、継続的に改善していくべきプロセスとして捉えましょう。
インナーブランディングとは、企業のブランド価値や理念を社員に浸透させ、一人ひとりがその軸で行動できるようになるための取り組みです。まずは、ブランドの価値観を明確にしましょう。理念だけではなくどのような行動が求められるのかなど具体化したり、評価制度や日常業務と紐づけたりすることで、浸透していきます。
ブランディングチームが社員に対して、定期的に情報共有したり教育したりといった行動も必要です。ブランド理解が浅い社員が現場に出ると、指針から外れた判断が実行されることがあります。
また、スローガンを掲げて「この通り行動してください」とあいまいに指示を出すのはやめましょう。具体化し、現場に落とし込む努力をしなければ、一人ひとりの行動は変わりません。
ブランドは構築しただけで放置しても、あまり意味がありません。継続的に発信し、改善を繰り返すことで育っていきます。顧客に伝わるまでは時間がかかり、一貫性のあるコンセプトを繰り返しPRし、接触頻度を高めることで認知が定着していくものです。
SNSやHPなど、どの媒体でどのようなメッセージを発信するのかを設計しましょう。それぞれにKPIを定め、リーチや表示回数、クリック率、滞在時間、指名検索、口コミなどをどれくらい集めるか決めてください。
発信する中で、内容に一貫性があるかは定期的に確認してください。目先の利益のために内容をころころ変えると、信頼感が低下します。同じ価値を繰り返し伝えることで、少しずつ認識が形成されていきます。
企業ブランディングには様々なポイントがあります。そこで活躍するのが、アニメの活用です。なぜ有効な施策なのか、6つにわけて解説します。
アニメ広告の大きな強みは、感情を動かしやすいことです。単に情報を伝えるより、記憶に残りやすくなります。ブランディングにおいては「印象として残ること」が大切です。
演出や抽象化を通じて、感情の起伏や心理状態を視覚的に分かりやすく伝えることができます。喜びや期待などを作りこみ、実写より多彩な表現が可能です。感情に訴える表現により、比較検討している顧客に影響を与えます。
ただし、感情訴求が強すぎるとブランドとの関連性が薄れることもあります。あくまでブランディングの施策の一環として制作するようにしましょう。
ブランドの価値観は文章だけでは伝わり切らないこともあります。アニメ広告を活用することで、ビジュアルや音も組み合わせ受け手が直感的に理解しやすくなります。
例えば、「革新性」や「温かみ」といった概念は、テキストだけで伝えるのは難しいです。暖色を使う色彩設計や、既成概念と戦うキャラクターの振る舞いなどで示せば、より深く伝わります。
アニメによって価値観が確立されれば、顧客が「ブランドらしさ」を認識するようになり競合との差別化にもつながります。ただし、アニメで発信する価値観と実際に商品やサービスにギャップがあると顧客の心は離れてしまうので気を付けましょう。
アニメ広告は、特定のターゲット層に対して高い親和性を持つ表現手法です。特に、若年層やデジタルネイティブ層は、実写広告よりもアニメ広告の方が自然に受け取る傾向にあります。これは、広告というよりエンターテインメントとして楽しんでもらえる可能性が高いためです。
その結果、ブランドへの接触機会が増え、ポジティブな印象を作りやすくなります。認知拡大はもちろん、ブランドを好きになる結果にもつながるでしょう。
一方で、シニア層や信頼性・安全性が強く求められる領域については、アニメ以外の表現がマッチすることもあります。まずはターゲットやブランドの価値観を考え、アニメが合っているか考えましょう。
アニメ広告は、複雑な仕組みを簡単に伝えるのに優れた手段です。ITサービスや金融商品はなじみがないとハードルが高いと感じるものですが、アニメにすることで親近感を持ってもらいやすくなります。
例えば、ITサービスにおいてデータの流れを視覚的に表したり、クラウドサービスで本来は見えない裏側で起きている処理を表現したりできます。また、ストーリー形式で説明することで、情報の受け取りやすさも向上します。
これにより、分かりやすいブランドであるという印象が作られ、信頼性がアップするでしょう。ただし、簡略化しすぎて情報をそぎ落とさないよう注意してください。
FUNNYMOVIE(ファニムビ)はこれまで、数多くの採用アニメを制作してきました。ブランドの本質的な価値を理解し、アニメとして昇華させることが得意です。魅力的なストーリーやキャラクターをご提案できる強みもあります。
「アニメを制作したいが右も左もわからない」
「こだわりのあるアニメ制作で、頼れるパートナーがほしい」
「きちんと実績のある制作会社に依頼したい」
どんな方でもヒアリングで課題を深掘りし、本当に目指すべきゴールは何か、そのためにどんなアニメーションが必要かを提案します。
ブランディングに役立つアニメはどう作るのか?
費用感やスケジュールも含め、正直にお伝えします。

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