YouTube Channel

2025.09.07

掃除のうんちく語ります【ナミミコ 最新話公開】

長井杏奈

今、私は海外にいるのですが、外にいるからこそわかる日本の良さというのはいろいろあります。

特に感じるのが、日本の清潔さ。

新宿や渋谷あたりだと地獄みたいに汚い空間もそこそこありますが、それにしたって総合的に見てキレイな国です。

我々日本人の清潔っぷりは、縄文時代から始まっていたよう。

貝塚という言葉を社会の授業で習いましたが、人々は食べた後の貝殻やごみを一か所に集めていました。

中世ヨーロッパで貴族たちが庭のそこかしこでトイレをしていたことを考えると、生活空間とごみの場所をきっちりわけていた我々は、やはりきれい好きと言えるでしょう。

飛鳥時代には「掃除」という概念が伝来し、貴族の間で掃除をするようになりました。

これは、現代に比べると宗教的な意味合いが大きかったようです。

奈良時代には、ホウキを使っては床を掃く行為が「良いものを招き、悪いものを掃き出す」という意味合いを持つようになり、平安時代にはモップに似た掃除道具が登場します。

鎌倉時代には「掃く」から「拭く」が主流になり、雑巾がけが始まりました。

江戸時代には、人口密度の高い江戸で公衆衛生の意識が高まり、ごみの収集や処理などのサイクルが確立。

近代に入るとレンガやコンクリートの建物が増え、それに合わせた掃除方法が取り入れられるようになりました。

いや~、掃除といってもその歴史にはいろいろあるんですね。

……え、なんでこんなにペラペラ喋っているかって?

それはもちろん、掃除をしたくないからです。

歴史があろうと掃除道具が発達しようと、面倒なものは面倒なんです。

でも、あんまりさぼっているとミーコさんに怒られそう……。

逮捕される前に、重い腰をあげようと思います。

Staff
監督(ディレクター):中道一将
プロジェクトマネージャー:豊泉花
アニメーション:大谷暢
字幕:吉村沙織

その他の実績

JOIN US採用について

あなたの人生にも必ずサビが来る!
今こそ、キャラクターを通して、なりたい自分になってみませんか?
SNS上で拡散されるコンテンツを一緒に作りましょう!

Get new release

新しいリリースが出たらメールでお知らせします。