2025.10.19

コープのPRアニメ|ケンカ中の彼氏が宅配サービスを推す!?

フクザワマキコ

2025年1月に公開されたコープの宅配サービスのPR動画【アニメ】ケンカ中の彼氏が変な謝り方してきて許す話 | コープの宅配が、YouTubeで19万回以上再生され、話題を呼んでいる。

制作は、アニメによるブランドPRを専門とする制作会社ファニムビ。日常の一場面を題材に、宅配サービスの特長を自然に伝える構成となっている。

笑いの中に潜むキーワード

動画の舞台は、後輩の生子ちゃんと先輩の協子ちゃんが働く職場。
「コープの宅配って冷凍食品も置き配できるって知ってました?」と、協子ちゃんに話しかける生子ちゃんの背後に何やら怪しい人影が。

実はその怪しい人物とは、協子ちゃんのケンカ中の彼氏・コーくん。生子ちゃんをを経由して、腹話術のように仲直りを試みるという、奇抜な設定だ。

生子ちゃんと協子ちゃん(と、コーくん)のテンポ良い掛け合いから「コープの宅配」のメリットがポンポン飛びだしてくる。そして無事に協子ちゃんとコーくんは仲直り。登場人物の感情の変化と、サービスの魅力が結びつく構成となっている。

しかもPR動画にありがちな説明的セリフは一切なし。

会話の中に「置き配」「冷凍食品」「アプリ注文」などのキーワードを自然に織り交ぜ、“宣伝に見えない宣伝”を実現。短い尺の中で、笑いと情報を両立する工夫が見られる。

“宅配”がつなぐ、やさしい生活シーン

今回のPRアニメで紹介されている「コープ(生協)の宅配」は、食材・日用品を週1回まとめて自宅に届けてくれるサービス。不在時でも玄関前に置いてもらえる“置き配”が選べるほか、冷凍食品や日用品など幅広いラインナップをスマホやPCから簡単に注文できる。

「仕事帰りで疲れた夜、玄関先にコープの箱が届いている安心感」
便利さの訴求にとどまらず、“気持ちの余裕”を感じさせる描写が盛り込まれている。

サービスの機能を語るのではなく、「暮らしの中で感じるやさしさ」を見せることで、
宅配=生活の味方という印象を自然に残している。

特設サイトで続く“生子ちゃん&協子ちゃん”のゆるい世界

このアニメは、特設サイト「生子ちゃん 協子ちゃんの ゆる~くしりたい!コープ・生協の宅配 らくらくLIFE」でも公開中。

同サイトでは、生子ちゃんと協子ちゃんが、掛け合いトークでコープ宅配の仕組みやメリットをゆるく紹介している。イラストや吹き出しを多用したページ構成で、説明を読まなくても理解できるやわらかい導線設計が特徴だ。

コープの堅実なブランドイメージに、“フレンドリーな温度感”をプラスするこの仕掛けは、“キャラクターを活かしたPR表現”として、従来の制作スタイルを踏襲している。

シリーズ化を望む声も

コメント欄には、

「わはっ!めちゃいい!声いい!」
「おもしろい!コープはじめたくなる」
「めちゃおもろい!シリーズ化して!」

といった好意的な声が相次いだ。
“日常の会話劇”を軸に、ブランドメッセージを親しみやすく伝えている。

まとめ:ユーモアで生活に寄り添う、アニメを活用したPR手法

サービスの説明や価格よりも、“感情を通じて伝わるストーリー”に重きを置いている。笑いの中に日常のリアルを落とし込み、見る人に「コープっていいかも」と思わせる設計は、
BtoC広告としても完成度が高い。

“笑って伝わる”アニメPRとして、本作は生活サービス広告の新しい方向性を示す一例となっている。

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制作:FUNNYMOVIE
YouTube:   / @piyorigo  
監督・アニメーション:四藤 有典
脚本:FUNNYMOVIE
キャラクター原画:大谷 暢
背景:tara

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