
2026.06.24
プロジェクトマネージャーとして剛腕をふるう、中森。昭和のゴリゴリな時代を生き抜いた人間の持つ、豪胆さが感じられる男です。
映像制作、Web制作、広告業界など、さまざまな現場を経験し、現在はファニムビでプロジェクトマネージャーとして、クライアント・クリエイター・社内メンバーをつなぐ役割を担っています。
本人はその仕事を「メタ調律師」と表現します。一見すると不思議な肩書きですが、その背景には長年の経験から培われた独自の仕事観がありました。
今回は、中森がファニムビにジョインした理由や、プロジェクトマネージャーとして大切にしている考え方について聞きました。
-今日はお願いします!取材前に「先にAチャッピーとやり取りしてみました」とログを送っていただきました。こんなのは初めてだったので「癖、強~!!!」と思いました。笑
暇だったのでリハーサルしてみました!
-さすがです!まずは、中森さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
私が就活を始めたとき、元気があった業界がCM制作です。そこでプロダクションに入社し、バブル絶頂期のころまで働いていました。当時は自動車の案件でPMをしたり、BUCK-TICKのビデオクリップをプロデュースしたり、アミューズ製作のTVドラマの脚本を書いたり……いろいろとやりました。
実績としては、SONYPCL製作のハイビジョン作品や『リィンカーネーションの花弁』のディレクションを担当し、スイスで開かれたエキシビジョンで賞をいただきました。
時代が今とは違うこともあり、深夜から明け方まで徹夜で撮影したこともあります。ある案件ではプロデューサーとガチンコで、「お前、こっちに来い!」といった怒号も飛び交っていました。

-令和ではなかなか聞けないエピソードをありがとうございます。中森さんはファニムビに入る前、ご自身で会社をやられていたんですよね?
はい、DTPとWebの会社を始めました。クライアントは、ディズニーや資生堂などです。
私はプロデューサーやクリエイティブディレクター、プランナーなどをしつつ、コピーライター、CGイラストレーター、ドライバー、コーダー、お茶くみなど、幅広い業務を担当しました。
-とても一人がやっていると思えない種類の多さですね。
これだけ色々と経験すると、プロジェクトにおいて何がボトルネックかを判断し、自分のスキルの中から最適なものを当てはめて調律し、ゴールを目指すということができるようになります。この技術は、ファニムビでも活きていると感じます。
だから、会社をやめた後は「メタ調律師」と名乗っているんです。
-また癖が強い名前が出てきた。詳しく教えてください。
プロジェクトでは、それぞれ立場によって見えている景色が違うものです。クライアント、クリエイター、制作メンバー、それぞれが異なる考え方を持っています。
その中で私は、一歩引いた視点から全体を見て、認識のズレを調整したり、相手が理解しやすい言葉に翻訳したりする役割を担っています。何かが上手くいかないときにまずすることは、ボトルネックがどこにあるか確認することです。そのうえで、部分最適だけではなく、全体最適になるように考えて行動を起こします。
-ファニムビでの仕事でもメタ調律師として活躍されているんですね。
はい。2025年4月にジョインしてから、まさかりくん、鴻池組、富山市、佐川グローバルロジスティクス公式チャンネルといった案件に携わり、こういったスキルを活かしてきました。
また、多くの経験から、「クライアントが何を望んでいるか?」がわかります。メタ調律師として、クライアントとクリエイターをつなげるようにしています。
-中森さんは、転職する際にかなり選択肢があったのではと思います。その中で、ファニムビを選んだ決め手は何でしたか?
みっちーに惚れ込んで、この人の役に立ちたいと思ったことです。みっちーは能力が高いだけに、常人とは異なる言語コミュニケーションを使っています。
私のメタ調律師としての役割は、プロジェクトマネージャーとしてみっちーと現場を翻訳することです。正直、失敗と的外れの連続ですがね。笑
-置いていかないでください。まだこの話の真意がつかみきれてないので、今こそ一般人に伝わるよう翻訳をお願いします。
みっちーはクオリティに関して並々ならぬこだわりがありますよね。より良いものを作るため、どんどん追求していきます。そこでアイディア出しやフィードバックなどをしますが、現場ではその内容をつかみきれないことがあるんです。
ーなるほど。例えばどんな感じでしょうか?
例えば、全チームメンバーが右を見ているとき、みっちーは急に「左に宝物があるよ!」と言い出します。周りは「いやいや、絶対に右を見るべきでしょう」と思っているから、もう大混乱です。
そんななかで私が、「みっちーの言う宝物って、こういうことかもしれない」と翻訳したり、「正直、自分にもわからないけどついていってみよう」と言ってみたりするわけです。そうすると、最後にはすごく優しい気持ちになるアニメが作れるということがしょっちゅうあります。

-なるほど、そういう意味での翻訳ですか。具体的にはどんなケースがあるんでしょうか?
ある案件で、クライアントの担当者から「うちの社長をかっこよく出したい」と言われました。チームメンバーは「それはそうだろう」と納得して、いろいろなパターンのかっこいいビジュアルを作っていたんです。
そうしたらみっちーが急に、社長を泥棒のような格好にした案を出してきました。みんな「またなんかやってるよw」って言っていたのですが、「見た目がかっこいいままだと、ゴマすりアニメに見える」と。
だから、少しだけいじってあげてチャーミングに見せることで、結果的には社長が一番得する仕上がりになりました。こういう予想外のフィードバックやアドバイスから、予想だにしなかったところに着地するのは、みっちーと一緒に仕事をしていて楽しいことろです。
-解説ありがとうございます。
また、ジョインしてから今日までを振り返ると、情報整理の面で貢献できたと思います。ファニムビには素晴らしいアイデアや熱量がある一方で、成長途中の組織ならではの混沌もありました。そこでNotionやGoogle Workspaceを活用しながら、情報の置き場所や運用ルールを整備してきました。
私は、仕事と部屋の片付けは似ていると思っています。まずは入れ物を作る。そして誰が見ても分かる名前を付ける。そのうえで必要なものを適切な場所に整理していく。
そうすることで、チーム全体の仕事がスムーズになります。クリエイティブな組織だからこそ、土台となる環境整備は重要です。
-ファニムビで働く楽しさについて教えてください。
宝探しができることです。世の中には、まだ多くの人が気づいていない価値があります。ファニムビでは作品づくりを通して、「当たり前だと思っていたことを違う角度から見る」経験ができます。
その過程では、すぐに正解が見つかるわけではありません。チームで議論しながら考え続けて、少しずつ形にしていく。そのプロセス自体が面白いと思っています。
世界には「宝なんかどこにもない」と思っている人が多いですが、自分の視点を変えれば「こんなに宝があったんだ」と気づくものです。ゴールに向かって走って行って、みっちーからのコメントについて考えて、禅問答のように思考を巡らせて。そうやって作品を作っていくことで、新しい視点を持つことができます。

-中森さんはファニムビで仕事の楽しさを感じていそうですね。
はい。「正解より 常識より いま感じる 名付けることのできないリアル」。これが私の感じている面白さです。
-もはや、癖の強さについて言及する私の方がナンセンスな気がしてきました。詳しく教えてください。
ファニムビで働いていると、「正解」や「常識」にとらわれることがありません。それより、一人ひとりが感じているリアルさを大切にできます。ミーティングをしていると、相手と脳内が共鳴し合っている気がします。
そこにはまだ名前がついていません。無理に名前をつけるのではなく、まずは共鳴しあっているリアルを体験すること。それから、どうにか形にしようとすること。そこに、ファニムビの創作の面白さがあります。
-これから応募しようと考えている方の中にはいろんな方がいらっしゃると思いますが、中森さんから見てどんな人が合うと思いますか?
そんなものはないです。

-一刀両断された。なんかすみません。
というのも、やってみないとわからないですからね。「こういう人が合う」とか、大きなカテゴリで人をわけるなんて、一番疑った方がいい語り口です。
もし、ファニムビが自分に合うのか迷っている人がいたら、その考え方自体をやめた方がいいですね。それは、自分を信じていないのと同じです。ぜひ「きっと合う」という気持ちで応募してきてほしいです。なんなら、「私がファニムビを動かしていく」くらいの気持ちでいいと思います。
-たしかに、そのくらい前向きな気持ちがあった方がいいかもしれません。
この会社が自分にとって良いか悪いかではなく、自分が会社にどんな影響を与えるかを楽しみにするとよいです。一方的に影響を受けるというのはありえないことで、働く人自身が会社にも影響を与えます。
せっかくなら「私が入ることによって、この組織がもっと明るくなる、楽しくなる、真面目になる」といった展望を持ってほしいです。
-最後に、これからファニムビの求人に応募してくださる方にメッセージをお願いします。
求人に応募することによって、何かネガティブな影響はありますか?ありませんよね?もし興味を持った会社があれば、トライしてみたらいいのではないでしょうか。
チャレンジした結果として合わなかったら、それはそれでいいんです。恋愛と同じで、惚れ込んじゃったらそこまで。惚れるまではいかずとも、付き合ってみないと合うかどうかはわかりません。だから、ぜひ応募していただけたらと思います。
| クリエイターと現場をつなぐ“メタ調律師”「ファニムビに向いている人?そんなものはない」 | 採用情報 | 2026.06.24 |
|---|---|---|
| 富山にはこんな人がいます!!住みたい街ランキング1位になる日も近いかも!!! | 広告制作事例 | 2026.06.16 |
| 今年もアニメーターの採用を開始します!! | 採用情報 | 2026.06.15 |
| 富山市民は日本で3番目に愛情が深いって話!【富山市】 | 広告制作事例 | 2026.06.12 |
| 床に落としたものを足で拾った経験がある人集合!ものぐさ自慢大会しよ!!【富山市】 | 広告制作事例 | 2026.06.12 |
| みんな、新年の目標もう忘れてるんじゃない~!?【富山市】 | 広告制作事例 | 2026.06.11 |
| 共感されるIPキャラクターはどう作る?『えんむす』に学ぶキャラクター設計術 | 広告制作事例 | 2026.06.09 |
| 新卒入社5か月で「辞めます!!!」→声優に転生したら楽しすぎワロタwww | 採用情報 | 2026.06.09 |
| 新社会人が元気になるアニメ20選!仕事のモチベーションが湧く感動名作リスト|ファニムビ | おすすめのアニメ | 2026.06.04 |
| 「もっとよくなる」を諦めない。ファニムビPM・小田宮が語る制作の流儀 | 採用情報 | 2026.06.03 |